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トンネル群と初夏の海

トンネル群と初夏の海

2022/05/28(SAT)

限定版輪音RUNです。
レンガ教教祖を自称する[す]なのですが、まだまだ未踏のところはたくさんあります。
出張で北陸自動車道をよく使うことがあって、そこからチラ見する旧北陸本線のトンネルにココロときめいていたのですね。しかしまァ、遠そうやなァと二の足を踏んでおりました。
FBで「春の海が見たい」とつぶやいたら、[ショコラ]先輩が素敵なコースを仕立ててくださいました。
加えて、おなじみ「旧くて新しい建造物研究会(?)」の[にも]さんも一緒です。


前日までに買った「関西1デイパス」は、最寄り駅(といっても自転車で30分ほど)から使えば往復で1600円くらいお得。ちょこっとお昼は贅沢してみるか。

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良い天気なのだが、ここから約3時間の電車旅。

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早い時間だと直通の新快速は走っておらず、米原行き快速は京都から各駅停車。米原~敦賀も各駅停車。
やっぱり遠いわァ~。

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しばらく走って樫曲隧道からトンネル探索が始まる。
今回も濃厚なサイクリングになりそうだ。

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1962年に北陸トンネルが開通するまでは、このルートを走っていた。
北陸自動車道でも木之本~今庄間は「これより山岳地」と表示があるくらいに交通には厳しい地域である。

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本格的に路線跡をたどる。前方の緩やかなカーブが当時の路線をほうふつとさせる。

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新トンネルが工事中。

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まさか耐震性に問題ありとかで、五新線のように通行禁止になるのではあるまいな…。

真っ暗なトンネルを抜けると、

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初夏の新緑が一層あざやかに感じられる。

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で、またまた真っ暗け。

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出張の移動でいつも休憩する杉津PAあたり。

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各トンネルに登録有形文化財の銘板が掲げられているのだが、

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選奨土木遺産の銘板があるのは芦谷隧道のみ。

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ちなみに近代土木遺産Bランク。

ここから直線トンネル3連発の面白い風景が見られる。

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でも真っ暗け…。

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基本的にはピラスターを有するポータルのデザインで、特に山中隧道のパラペットは大きくて迫力がある。

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今回は、この「近代化遺産周遊ルート」を辿っている。

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鉄道というのは鉄のレールの上を鉄の車輪で走っているので摩擦が極めて低い。だから[す]ではないが、登坂に弱い。そのために設置する施設がスイッチバック。つまりジグザクの線形を取り距離を長くすることで勾配を緩くしようという作戦。
クルマなら短い回転半径で回ることができるが、鉄道はそうはいかない。同じ北陸線の鳩原ループのようにぐるっと回すテもあるが、敷設するのに手っ取り早いのは、行ってこいのスイッチバックであろう。

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機関車が登坂途中から再発車できる最高勾配は25‰だそうだ。

そんな25‰の下りを楽しむ。

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ブツリガクテキにいうと、「体重+車重+勾配の角度とか高低差とかの重力加速度」=「回転部抵抗+路面摩擦抵抗+空気抵抗」の等速運動となり、25‰くらいだとノーブレーキで下ることができる。オマケにそれがストレスフリーの快適な速度で気持ちがいい。25‰の魅力、VIVA! 25‰!!なのだ。

大桐駅を経て、

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今庄駅。
レンガの給水塔は外せない。

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今庄宿界隈を散走して、

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待望の今庄蕎麦。

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1デイパスのおかげの贅沢。

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湯尾隧道を抜けて旧北陸線とお別れし、

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国道のホケノ山トンネルを抜けて、ダーッと下ると日本海。

北前船の寄港地だった河野の「北前船主の館」を見学。

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10代目当主は現在の「損保ジャパン」の前身となる「日本海上保険」を設立している。

で、これまた待望の「初夏の海」。

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海を眺めるのは春から初夏がよくて、

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何でかっていうと、これが盛夏ともなればやたらと発育状態の良いオンナノコたちがキワドイ水着で闊歩しオジサンは目にやり場に困ったりするわけで、

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でも、秋になると誰もいなくなって少し寂しくなって、

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さらに冬になると、なぜか上野発の夜行列車に乗って連絡船で津軽海峡を渡ってしまい、そのあとは音信不通になってしまったりする。

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「だから、海を眺めるのは今しかないのだ」とバカボンのパパ的に納得してみたりする。

出来上がっちゃった感のあるレンガ倉庫をチラ見して、

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ゴール。

昼食代のおつりで仕上げのプシューッ。

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おみやげはへしこ。

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お疲れサン。


コース設定から下見までしていただいた[ショコラ]先輩に感謝いたします。おかげさまで念願のトンネル群と今庄蕎麦を叶えることができました。
[にも]さん、25‰の下りは気持ちよかったですね。「25‰の会」設立の際は、是非仲間に入れてください。





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~ Comment ~

お久しぶり❣

お久しぶりです。
前と変わらず、お仲間と楽しそうに美味しそうに走っておられるスミだんなさんの様子を拝見して、うれしくなりました。
またスミだんなのウンチクを聞きながら走りたいなあ~

北陸まで日帰りで行けるなんてビックリです!
これからも気をつけて楽しんでくださいね。

MOMOさん

ご無沙汰しております。
サンダーバードを使うともう少し時間短縮できるんですけど、久々の遠距離輪行もまんざらではなかったです。
コロナ拡大以来、細々開催となった輪音ですが、大所帯を引っ張るのは最近(トシのせいか)ちょっとしんどくなって、本来のスタイルに戻ってきています。
また機会があればお誘いしますので、遊びに来てください。

よだれが止まらないコース

廃線跡をサイクリングって平坦路が売りなんでしょうが、旧北陸線トンネル群は上り下りの快適さが売りのコースですね。
今回で確信しましたよ。

おじさんに優しい勾配で、古いトンネルって大好物もあって、郷土の名物も味わえる。

廃線跡コースとしては、おススメランキング1位にしてもいいくらいです。

にもさん

季節も良くお天気も上々で、オマケに25‰のアップダウンは、ホントにおじさんに優しいコースでした。
北陸線廃線跡、今庄蕎麦、初夏の海。満天のサイクリングでした。
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