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油かすのどて焼

油かすのどて焼

土日月と長野出張でした。

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長野市内は大雪でしたが南部の伊那地方は意外と雪が少なく、とはいうものの朝の気温は-3℃で、オマケにエアコンの効きが良くなくて靴下を履いて寝たら、案の定ヘンな夢を見てしまいました。
それでもまぁ予定通りに仕事を片付け、帰りの中央道の神坂PAでどて煮定食を食っていて「そろそろ油かすが賞味期限やなぁ」ということを思い出した。週末は暖かくなるそうなんで、食うなら今しかありません。

で、今日は代休をいただいたんで、かねてからの懸念事項「油かすの煮込み」に取り掛かることにしたのであります。

大阪のソウルフードの一つに「どて焼」というものがあるんですネ。
もともとは「焼」というくらいですから鉄板料理です。最近のどて焼は煮込みなんですが、もともとは鉄板のヘリに味噌を盛り、真ん中で焼いた牛スジにその味噌を塗って食ってたらしいですね。そのようなどて焼は[す]は見たことも食ったこともありません。そういえば同じように鍋のまわりに味噌を塗った「どて鍋」というのがあって、カキなんかはこれでいただいたりします。
鉄板のまわりに盛った味噌が土手みたいだから「どて焼」らしいんですネ。全国的にこの調理法はあるみたいなんですけど、一説に大阪の土手(例えば渡船場のあたり)で売られていたという説があることから、大阪のソウルフードと呼ばれているのでしょうね。加えて、そこの店主が「土手」さんと言ったとか言わないとか…。
まぁ、とにもかくにも「牛肉」でなく「牛スジ」というホルモン系で、その辺も大阪なんでしょうネ。

さてさて、ここで一つの疑問が出てくるワケです。
「どて焼とどて煮」問題です。いやはやどうでもエエことなんですけどネ。
[す]的には「どて焼」は味噌、「どて煮」は醤油というイメージがあるんですけど、神坂PAの「どて煮定食」は味噌でした。
さらに「どて焼と言っても煮込みではないのか?」問題も浮上してきます。

「煮ても焼いても食えんヤツっちゅうのもいてるけど、とりあえず牛スジの煮込みは、味噌でも醤油でもウマいではないか」と、やや強引に結論付けたところで冷蔵庫を覗いてみると、

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特にヨメさんに発注したワケでもないのに、幸いにも食材が揃っていたのでありました。

油かすは放射状にカット、ニンジンとダイコンはいちょう切り、ゴボウはささがき、ネギはナナメ薄切り、ショウガは千切り、タカノツメは種を取って細かく輪切りにします。
1カップの水に油かすとショウガ、トウガラシ、砂糖、酒を投入。油かすが透き通ってきたら昆布だしとアゴだし(ともに顆粒)を投入。野菜類を投入し火が通ったら味噌を投入して、「どて焼」方面へと方向づけしてみる。
いったん冷まして再加熱。これで味がしゅんで行くんですね。

大阪弁では「しみる」ことを「しゅむ」と言います。「しゅむ」という表現には、ただ単に「しみこむ」のではなく、ホンマにシミシミとココロとニクタイの奥底までしみて行って、「あぁ…、もぅ…、ダメ」というようなエクスタシーを感じたりするのですネ。
塗り薬がしみるときも「しゅむ~」と言ってのたうち回ることがあります(例えば傷口にヨーチンを塗った時なんかは序の口で、タマ様のウラスジあたりが痒いのでキンカンを塗りたくった時とかは絶好調で…)。この方が効いていると感じるのは[す]だけか…?

っちゅうようなアホなことを言ってる間に完成。

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新世界のお店のようなコッテリ系ででなくアッサリ系に見えますが、味わいは濃厚です。
これを持ってめでたく一連の油かすメニューが終了致しました。






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