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ソースライス

ソースライス

世の中に「ソーライス」という食い物があって、発祥が阪急百貨店の大食堂ってことは知りませんでした。
そういえば[す]家ではメタル印度カレーにウスターソースをかけて食すなぁとつくづく思いつつ、なんでこんなことを言い出したかというとですね…。

この間、「ウチのスーパーでも売り始めた」と言ってヨメさんが、

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を買ってきたんですね。
隣町で作られているのにも関わらず近くに取扱店舗が少なかったりします。
これは串カツ用らしく、サラリとした口当たりでフルーティな味わいのわりにスパイスがガツンと力強く効いています。
早速、一口トンカツあたりを2度漬けどころか3度漬けして食っていましたが、あまりにウマいんで「このソースに特化した食い物はないか?」と模索していたところ、答えは簡単、ソース焼きソバだったんですね。
ちなみに[す]家には「ソー素焼きそば」なるメニューがあって、冷蔵庫に豚肉もキャベツもないといった悲惨な状態で、「でもどうしても焼きそばが食いたい!」という非常事態に提供される、絶望的なソース焼きソバなんですね。
この弟分にケチャップだけの「ナポリタン素パゲッティ」というのもありますが、これは麺を茹でてから炒めるという工程が必要で、あまり登場しません。
それはさておき、先日、晩メシに作ったソース焼きそばが感動的にウマくて、少し汗ばむ気候も手伝ってビールが進んでしまったというワケなのであります。

で、そんな感動的ソース味を味わっている最中に「小さい頃お母ちゃんが作ってくれた焼きめしはソース味やったなァ」なんてことも記憶の片隅から出てきたんですね。
当時は今のように「鶏がらスープの素」なんてものはなく、味付けは塩と胡椒、そこにウチのお母ちゃんは醤油ではなくなぜかウスターソースをかけて焼きめしを作ってくれていたのであります。「洋食にはソース」。焼きめしは洋食ではないと思いますが、昭和8年酉年生まれのお母ちゃんには「メシを炒めるって洋食やん」というイメージがあったのでしょうか。それは「炒飯」と呼ばれるものでなく、下町のお母ちゃんが作る「焼きめし」で、たまに具材にチクワなんかが入っていると、子供心にうれしかったのを覚えています。
それはそれでウマかったのですが、このソース味は何とかならないかと考えた小学6年の向上心あふれる[す]少年は、「『焼きめし』でない『炒飯』」を追求する道を歩むことになるのでありますね。

そんなことも相まって、「コノカンドウテキソースデヤキメシヲツクッタラドウナルノデアラフカ」と宮沢賢治的になりつつ単純な疑問解決のために、ついに「日曜日の昼メシ大作戦」が展開されたワケであります。
具材は卵、鶏肉、冷凍グリーンピース、ネギといったシンプルなもので、何となくイメージにチキンライスがあって鶏肉にしたんですが、チクワでも良かったなぁ…。
先ず鶏肉を炒めて火が通ったら卵、すぐにご飯を投入しほぐしながら炒めます。ご飯がほぐせたらグリーンピースを投入し、塩、コショウを軽く。全体が混ざったらここで「感動ソース」を二回しくらいかけて、仕上げにネギを投入し全体的にソースを絡めていきます。

あぁ、これは間違いなく「焼きめし」だ! 炒飯でなくましてやイタメシ(炒めたメシ)なんかではない、下町情緒あふれるカンドウテキソース焼きめし=「ソースライス」の出来上がり。

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小林一三に思いをはせ、福神漬けは忘れません。

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~ Comment ~

具無し焼きそばの件

滋賀県甲賀市水口町にある谷野食堂にスヤキなるメニューがあります。
具の無い焼いただけの中華そばです。
味付けも各自でって学生がおやつにするような食べ物でした。

にもさん

あ~ッ、それ食いたいなァ。
塩焼そば(ちゃんと具が入ってるヤツ)なんてのは、オンナコドモの食い物でオトコは黙ってウスターソース。母校の地下食堂のコロッケ定食(100円)にもダボダボとウスターソースをかけて、ソース味でメシ食ってた。
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