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ちょこっと出雲(その②)

ちょこっと出雲(その②)

誕生日の翌日11月17日から20日まで、またまた出雲出張でした。
最終日は移動だけなんで、出雲市駅前のビジネスホテルをチェックアウトし、車で走ること20分ほど。

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旧大社駅にやってきました。
大社線は出雲大社への参詣路線として1912年に開業し、かつて東京や大阪からの直通列車もありました。

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当時は多くの参詣者でにぎわっていたのでしょう。大きな改札口は珍しい石造り。

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現在の駅舎は2代目で1924年築。
照明の意匠にも大正浪漫が感じられます。

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1990年に廃線となり、駅舎は2004年に国の重要文化財に指定されています。

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「30年前まで実際に使われていたんやなぁ」と感慨しきり。

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若い頃の旅で宿が決まっていないときは、片っ端から電話して値段交渉したっけ。

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当時の運賃表。

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一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)が望めます。

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終着駅と末端駅は違うらしくて、

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末端駅とは物理的に線路がそこで終わっている場合を示すそうです。

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駅を過ぎて出雲大社側に少し線路が伸びていたようで、橋台跡が残っています。

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今昔マップで確認してみました。

因幡の白兎。

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何かのスイッチボックス。

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ともにエエ感じのサビ具合です。

この片木式信号機はよく考えられていて、

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信号機が故障した時には片木の重さで常に「赤」を示すようになっています。いわゆる「フェイルセーフ」ってヤツですね。

しばらく旅情に浸って、駅を後にしました。

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続いて神門通りをウロウロしてみます。

こちらは竹内まりやさんのご実家。1877年創業の老舗旅館です。

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出雲大社は高校2年の自転車旅で訪れて以来、42年ぶり2回目というたまに甲子園に出てくる学校みたい。
二の鳥居(勢溜の大鳥居)の前で帰路の安全を祈願しました。

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出雲では旧暦の10月は「神在月」と呼ばれ、全国各地から神様が集まります。

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10月10日(旧暦)には、その神々を迎える祭りが行われます。
今年は11月24日。当初、この出張はその日からの予定だったのですが、早くから周辺のビジネスホテルは満室でした。
でもなんで10月に神様が集まるんでしょうかネ。
このあたりはもう少し調査が必要なところで、稲刈りなどの農作業が落ち着いた季節、神様への感謝の意味があったのかも知れません。

付近に大社町道路元標があったようですが、変貌著しく採取できませんでした。

続いてやってきたのが、

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民営ホステル「ゑびすや」さん。

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大国主を祀る出雲大社の参道で「ゑびすや」って…。
まぁ、戎、大国はセットのようなものだし、えべっさんは一般的にはイザナギ、イザナミの第1子と言われていますが、大国主の子「事代主」という説もあります。

で、何で来たかっていうと、ヨメさんが高校時代に写真部の合宿で泊まったらしいんです。
撮影許可をいただこうとお声掛けしたところ、人の良さそうなオバチャン(ペアレントの方が正しい?)が出てきて、いろいろとお話を伺うことができました。

芝居小屋のあとに建てられたそうで、かつての看板が残されています。

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名前は歌舞伎の祖となった出雲阿国に由来するものでしょう。

以前は日本ユースホステル協会に登録されていましたが、現在は協会から離れ民営ホステルとして運営されています。
YH時代の遺構(?)が残されています。

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無理を言って、引き出しの奥から当時のスタンプを出していただきました。

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こうしてオバチャン(ペアレント?)とお話していると、若い頃の旅を懐かしく思い出します。
帰宅してからこれらの写真をヨメさんに見せたところ、

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「そうそう、この左側が食堂で、そこのオバチャンが写真部顧問の叔母さんやってん」と懐かしがっておりました。

「今どきの若い人はこんなところに泊まらないし、コロナもあって開店休業状態ですよ」と嘆くオバチャン(ペアレント)。「でも奥さんに『また来てや』って言っておいて!」とたくましい笑顔でした。

駆け足でしたが若い頃の旅を思い出し、旅情を掻き立てられたひとときでした。
































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~ Comment ~

NoTitle

最後まで読んで、いい話で終わりましたね。今日はいい夫婦の日でした。

モゼールさん

ありがとうございます。
夫婦っちゅうもんは空気みたいなもので、普段は気にならないけどいないと困る。
ヨメさんには感謝の日々でありますね。
ヨメさんはどう思っているか知らんけど…(笑)
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