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和歌山でレンガ

和歌山でレンガ

2016/04/24(SUN)

仕事が忙しくて土休がなく、オマケに日曜は雑用やらお寺のお掃除ボランティアやら。
5月の輪音はどうしようってことで、以前、輪友がブログアップしていた小田井用水をたどってみましたが…。


紀見峠を越えて行こうなんて気はさらさらなく、橋本まで輪行。



大和街道を西進し、とりあえずご挨拶(市脇川開渠 明治33年竣工)。



今年は行っとかなアカンでしょ。



丹生川の藤が咲き誇っている。



真田庵。



ここに蟄居していた真田昌之、信繁親子が真田紐を作り、糊口をしのいでいたという説があり…。
ところで、寄生虫のサナダムシは形状が真田紐に似ていることから名づけられたそうで…(こんなことは案内板にも書いていない)。



近頃オープンした真田ミュージアム。有料なんで、もちろんパス。



紀ノ川に出て、



小田井用水を探索。
小田井用水は平成17年に疎水百選に選ばれた和歌山県を代表する農業用水路で、宝永4年(1707)紀伊藩作事奉行だった大畑才蔵が完成させた。延長は岩出まで約36kmに及ぶ。
サイフォン式水路や通水橋(いずれも登録有形文化財)など、当時の土木技術を知ることができる。

中谷川水門(明治45年建造)。
サイフォン式水路で土木構造物には珍しいフランス積。煉瓦の大きさがまちまちなのが当時をしのばせる。
4層巻のアーチだそうだが水没していて見られないのが残念。



用水自体は基本コンクリート護岸であるが、エエ雰囲気のところもある。



これもサイフォン式水路で大正11年に建造されたもの。



JR和歌山線と交差する。用水と明治33年竣工の煉瓦橋台のコラボ。



素直に小田井用水をたどればいいものを…。



恐らくこれもサイフォン水路の煉瓦積み。



果樹園の中の道をたどると突如として煉瓦アーチ。



小庭川渡井。河川が立体交差するのって面白い。



そしてそして西笠田駅の北側を行くと、遠目にもはっきり分かる存在感!



龍之渡井。大正8年に煉瓦造に改修されるまでは木製だったそうだ。



素晴らしい!!



7層巻煉瓦アーチの上部は石積でその上にフランス積の煉瓦を立ち上げるという独特の構造。



アーチ端部がノコギリ状で不思議な形をしている。
普通、煉瓦積みや石積では弱点となる四ッ目(各部材の頂点が集中する積み方)に積むことはない。
恐らく、わずかに斜交しているために内3層は独立させた短いアーチをずらせて連続させ、斜交に対応しているのではないかと推測される。アーチ部の煉瓦が一般的なものより大きいようだ。



それらを連結する中2層。上部石積の基礎となる外2層と思われるが、当時の土木技術の高さに感服してしまう。
しばらくの間、癒しのひとときを過ごす。

癒されると腹が減る。
で、R24に出て昼メシ。適当に入った台湾料理屋がとんでもないところで…。



朝飯がバナナ1本と野菜ジュースだけだったので、ラーメン定食を注文。
唐揚げや酢豚定食にラーメン(台湾、塩、醤油、豚骨からチョイス)がセットになっている。隣のテーブルに運ばれてきた定食に一瞬「ヤバっ!」と思ったが、時すでに遅し。
ラーメン定食(唐揚げ)。ゲンコツ大の鶏ムネの唐揚げ4個、揚げ春巻、サラダ、杏仁豆腐、ごはん。そしてラーメン…(880円)。

すっかり重たくなったお腹をかかえて、華岡青洲生家や、



名手本陣に寄り道し、



小田井用水から離れ、大和街道をたどる。
道路元標かと思ったら、水準点。



このままいくと大和街道はR24を横断し、小田井用水から離れすぎてしまう。
和歌山線北側の道をたどり次の目的地を目指すのだが…。

これが迷宮の入り口でランドマークとしていた紀伊国分寺跡まではすんなり来れたが、



「ここから北に行くと…。どうも違うところに向っているような…」
ナビなんかは持っているわけはなく、紙地図にポイントを落として持参しているが、この地図が10万分の1の道路地図のコピーで細かな道まで載っていない。
道に迷った時にはわかるところまで後戻り。
何回か繰り返しているうちに現在位置までわからなくなってしまった。
おまけに方角を判断する太陽が曇り空で位置がわからない。
「もはや赤パンツの効能も尽きたか…」

なんとかR24と和歌山線の高架を見つけ、県道119から攻めてみるもまたも迷宮入り。
仕方ないので犬を散歩中のおばちゃんに訪ねてみる。
「木積川ってどこですか?」
「あんた、来過ぎてるで」

やっとのことで…、



木積川渡井。
雁木とデンティルの絶妙な組み合わせ。



あ~、エエわぁ~。
赤パンツの効能もあったようで、近くのガレキからは岸和田煉瓦。



ヘロヘロになりながら紀ノ川沿いから、



JR和歌山駅でゴール。


地図読みが甘かったので迷いまくりました。輪音RUNにアップすべく最適なルートを探るまわり道もありました。曲り角を確認するための戻り道もありました。
スッと走れば60kmくらいだと思いますが、おそらく5割増しの距離を走ったような…。
頭の中でずっとリフレインしていたのが…、
♪ひとつ曲り角 ひとつ間違えて 迷い道くねくね~♪











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~ Comment ~

No title

ウロウロするのもサイクリングですが・・・
まさか迷子になるなんて。
でも、それも楽しいかも?

木積川渡井の場所はわかりにくいので、ルートラボを挙げていたんですよ。

No title

1枚目の写真、六文銭の幟を立てて走られたのかと思いました 笑

No title

いつもレンガ旅、感心して拝読しています。写真も素晴らしいです。もしあればルートラボ教えてください。
たどってみたいです。

No title

> にもさん

ウロウロしすぎての迷子です~(*_*)
木積川渡井を探しているとなぜか緑化センター方面に走ってました~。

No title

> syokoraさん

あっ、それアリかも~!
NHKが取材に来たりして~(笑)

No title

> kanaokahondaさん

どこをどう走っていたのかわからないんで…(汗)
ルートラボは↑にもさんのブログを参照して下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/satoko933434/14552261.html

No title

五條の現場近くで食べた台湾料理店がそんな感じの定食でした。
ひょっとして、同じ系列だったのかも?
店の名前は『味味』って名前でした。

No title

> くろちゃんさん

確か「裕福」というお店だったと思います。
台湾料理を謳ったお店はこんな感じが多いようですね。

No title

こんにちは~

和歌山も良い所ですよね~
言わずと知れた徳川8代将軍吉宗公のお膝元
サラは以前家族旅行で紀伊勝浦温泉、忘帰洞へ行く予定をしてたのが、様々な事情により実現しなかった事があります

真田氏の生き方も波乱万丈ですよね。一族を絶やさない為にあえて親子敵味方に別れたり…

サナダムシは確か全長7~8メートルにもなる巨大寄生虫ですよね
今ではもう昔程の被害は無いのでしょうか

何か紀州の梅干し食べたくなってきちゃいました~

それでは良い休日を~

No title

> 讃良さん

以前は訪れる人も少なかった真田庵も今や人気スポットです。NHKの力は偉大ですね。
<す>も見てますが…。

代わって、「華岡青洲の妻」が放映されてた頃は多くの人出だった春林軒は静かなものです。
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