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す的なボラボラポタ(オマケ付)

す的なボラボラポタ(オマケ付)

2016/03/05(SAT)

各地で梅が見ごろとなりましたが、そんなことには見向きもせず季節感のないサイクリングです。またこの土日には久し振りにサイクルモードが大阪で開催されるというのにまったく興味がなく、時事性のかけらもありません。


季節感とか時事性と言えば大相撲春場所が近い。
<す>が住んでいる街には佐渡ヶ嶽部屋が宿舎を構えているので、少し早く家を出て覗いてみる。琴奨菊関の姿は見えなかったが、黒い稽古まわしの幕下以下の力士たちが稽古していた。番付下位とはいえ巨体がぶつかる立ち合いは間近で見ると迫力満点。
元関脇・琴ノ若の佐渡ヶ嶽親方が稽古を見守っていた。




天王寺駅前を西進し津守からR43を行く。
R43は交通量が多く、橋を渡る時、車道は自転車通行不可なのでスロープのついた歩道を押し上げなければならず、走りにくいことこの上ない。
脇道を通ったとしても橋を渡るには結局はR43に出なければならず、あきらめてそのまま行くことにする。

「渡船に乗ればよかった」と後悔しつつ、歩道橋を押し上げて木津川を渡る。



信号待ちで後を振り返るとなにやら重装備のおニイチャン。
「どこまで行くん?」
「岡山までです」
「どこから?」
「堺からなんで走り出したばかりです」
「おっ、エンペラーやん。若いのに珍しいね」
「はい、ホリゾンタルのクロモリフレームが好きなんです」
なんて、ちょっとウレシイ会話。
「R43は走りにくいやろ?」
「最近こちらに越してきたばかりで地理が良くわからないんです」
「大学生?」
「いえ、この春シマノに入社します」
「ほう~、頑張りや!」
「ありがとうございます」



重装備にもかかわらず速いスピードで彼は走り去って行った。

相変わらずのユルユルな<す>は、「トンネルを使えばよかった」とこれまた反省しつつ、歩道橋のスロープを押し上げ安治川を越える。



走りにくいのに、なんでまたR43なのかというと、目的地に向かうには最短距離だという単純明快な理由から。

淀川を渡る。



神崎川と左門殿川に囲まれたこの一帯は佃といい、ここの住民が江戸の佃島に移り佃煮を考案したそうな。



左門殿川を越えると目的地に突入する。
今回は尼崎界隈をボラボラ。

まず目に飛び込んできたのがユニチカ記念館。



明治33年に創業された有限責任会社尼崎紡績会社の本社事務所で、尼崎市内に現存する最も古い洋式建築の一つ。
尼崎紡績会社は後に大日本紡績(東洋の魔女で有名なニチボウ)となりユニチカに至る。



赤煉瓦はイギリスから輸入されたものらしい。
当時、日本でも煉瓦製造されていたのに、なぜわざわざ輸入したのかは謎だが、積み方は確かにイギリス積。



続いて訪れたのは尼崎市立文化財収蔵庫。



昭和8年~13年竣工で市立尼崎高校の前身となる市立尼崎高等女学校の校舎として建設された。



後に城内中学校(現成良中学校)となる。



映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のロケ地にもなった。



音楽室の板書は撮影当時のもの。



このあたりは城内という地名で尼崎城の城郭内。近く天守閣を再建するという噂もある。

お向かいの旧尼崎警察署もレトロ建築(大正15年築)。



す的なボラボラポタでは各方面のネット検索から訪問先を探り、GoogleEarthや時にはストリートビューで位置を特定し、紙地図に書き込む。
そんなこんなで見つけたのが、



うさぎはり。
<す>が通っている針灸院と同じ名前なのが気になる。
門柱のウサギが可愛らしい。



招きウサギ?



阪神尼崎駅近くの赤煉瓦倉庫。
元は火力発電所(明治37年竣工)だったそうだ。



駅の西側は寺町といわれるくらいでお寺が多い。
煉瓦塀で囲まれているお寺もあって、気分がいいので自撮りしてみる。



補給食はたこ焼き。
気温が上がってきたので、ビールがほしくなる…。



「じゃ、200円ね」
「ニィチャン、これ50円玉やで」
「あっ、ごめんごめん」
「こないだヤ〇ザ屋さんが来て一万円札出すから、『おつりいるか? いらんて言うてくれたらウレシイねんけど』て言うたった」
なんて楽しい会話を楽しみながら…。
安くてウマい、14個200円。



お腹も膨れて、尼崎信用金庫記念館。
創業当時の本店事務所で、大正10年築。



本町ビル(旧尼崎共立銀行本店)、大正5年築。



五合橋交差点から海手へ。

新日鉄住金のナローゲージをチラ見して、



東高州橋。



船舶航行時に桁を跳ね上げる可動橋。
操作時間まで15分くらいなんで、しばらく待ってみる。



動かんな…。



動かんな…。



どうやら操作時刻というのは「その時刻に橋を動かす」というのではなく、
「船を通したかったら、その時刻に来てネ。それ以外は動かせないからネ。わかった?」
ということらしいと理解する。

残念の連鎖というのがあるのか、続いての尼ロックも…。



悔しいから、阪神高速湾岸線下の柵を乗り越え梯子をよじ登り…(良い子はマネしないように)。



対岸に渡れないので五合橋交差点まで戻って、阪神出屋敷駅前の中華料理屋で昼メシを食ったあと、運河に沿う「尼っ子リンリン・ロード」という自転車道をたどる。



北堀運河では、GoogleEarthで確認したであい橋。
T字に交わる運河の岸壁を三方につなぐ斜張橋。



橋っていうより、巨大なモニュメントのような感じ。



丸島橋。
ここも元は跳ね上げ式の可動橋で、2代目の橋がモニュメントとして保存されている。



尼っこリンリン・ロードをたどり、東側からは断念した尼ロックをこちら側から攻めてみる。



正式には尼崎港閘門という。
尼崎市南部の地盤は海水面より低いため、満潮時や台風時に浸水する恐れがあり、それを防止する目的で平成6年から14年にかけて建設された。
両扉式の閘門を考案したのは、レオナルド・ダ・ビンチだそうだ。

写真を撮っていると、
「ただ今船舶が○△◇~。第二閘門~◆▲●~」
という場内アナウンス。



閘門が動き始めた。



東高州橋が動かなかったこともあり、テンションが上がる!



船が入ってきて、



係留。



出港側のゲートが開いて、



出航。



興奮が冷めやらぬまま、運河に沿い帰途に着く。



往路の反省から安治川トンネルを経由して、



ナニ銀さんで靴を注文。



それからおとなしく帰宅するつもりだった…。

…確か、このへんやったよなぁ…
…一人で行ってもオモロナイしなぁ…
…あっ、ここや…
一旦、前を通り過ぎて、やっぱり後ろ髪を引かれる思いでUターンすると、運の良いことに~。
「<KIHARU>さぁ~ん」
「あっ、<す>さんやん。まぁ入って~」
ひと月ほど前に輪友の<KIHARU>さんがオープンした居酒屋「季春」。



「正面がガラス張りっていうのがエエね。通行人を見ながら飲むのも面白い」
「夏場は開けっ放しでやろうと思てんねん。開放的でエエかなって」
キャンプ好きの<KIHARU>さんらしい。
その内、ミーティングを終えた夕凪CCのメンバーさんも集まり始めた。



なぜかセミドロップの話で盛り上がり、
「そうそう、ここにもセミドロの絵があるで」
と<S田>さんが取り出したのが、パターソンのペン画集。



「こんな絵を書きながらサイクリングしてみたいもんやね」
「いやいや、この絵の登場人物になるのもエエな」

自転車談義は尽きることなく…。




相変わらず、あれやこれやのボラボラポタでした。





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~ Comment ~

No title

アマロックは神戸側から見た方が良さそうですね。
寺町のたこ焼も値段変わってませんね。
そういや、この辺に尼信の資料館みたいなのも在りましたね。
確か、昔の金貨銀貨を展示してたと思います。

No title

> くろちゃんさん

このRUNを思い立ったのはくろちゃんのブログからです~(笑)
ナローゲージは工事中で動いていませんでした。

尼信の資料館というのは記念館奥の尼信会館ですね。

No title

たくさんの写真の中で14個200円には
引きつけられました(ごめん、笑)

No title

> モゼールさん

ビールは持参して下さいね~(笑)

No title

ここれは素敵なネタですね。
今週もお供すればよかったかな?

大阪市内を抜けなあかん尼崎や西宮って知らないんですよ。
次回は連れてってください。

No title

こんばんは、お疲れ様でした。お誘い頂き、それと気づかせて?いただきありがとうございました。(笑)
いつもミーティングがこんなだったらもっと人が集まるかも知れません??!!

No title

> にもさん

きっと、にもさん受けするネタだと思いますよ。

尼崎がギリギリ自走範囲ですが、大阪市内の抜け方をもっと考えなければなりませんね。
でも面白い道だったら寄り道が多くなって、尼崎まで辿り着かないかも知れません~(笑)

No title

> kanbiさん

急なお誘いでごめんなさい。

夕凪さんのミーティングってアルコール無しだそうですね。
前にやってたクラブでは、ミーティングの名を借りた飲み会でしたよ~(^^);;

No title

ご来店下さりありがとうございました。
抜群のタイミングでしたね。
自転車仲間で盛り上がるのは楽しいですワ。(笑)

No title

> KIHARUさん

いやぁ~、ホンマに良いタイミングでした。
おかげさまで楽しい季春デビューができました~♪
またお伺いしますので、よろしくお願い致します。

No title

前連れて行ってもらったところもあって、懐かしく見させてもらいました。
モゼールさんに同感、14個200円に釘付け! 季春さんもいいね。やっぱり私は食べ物ですわ~

No title

> hin*noy*m*さん

食いついたのは、やっぱり~(笑)

寺町はヤスミンさんの新車お披露目で走りましたね。
その時からたこ焼きは値上げしてないと思いますよ。

季春さんはエエ感じのお店ですよ。
一品は少しずつですが、その分リーズナブルなお値段で、ちょっとずついろんなメニューが楽しめます。

今度の土曜日に行くけど、ご一緒にいかがですか?
良ければ、メール下さい~(^^)
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