fc2ブログ
 

レンガ新年

レンガ新年

2016/01/03(SUN)

相変わらずの寝正月で食っちゃ寝、飲んじゃ寝…。
申年ということで真っ赤な勝負パンツ(?)を身に着け、2016年の走り初めです。


まるで春のような陽気に誘われて、大和川を下る。



先ずは、このへんからご挨拶しておこうかな(レンガ新年⇒謹賀新年)?



ひなたぼっこ中のネコちゃんにも、ご挨拶。



大歳神社は通称「おいとしぼしさん」と呼ばれ、隠れたパワースポット。



石を一度持ち上げてから願いを唱え、もう一度石を持ちあげて、最初より軽く感じたら願いが叶うという。



住吉大社は、多くの人出。
子供の頃は近くに住んでいて、紅白を見終わってからお参りしたものだ。



今月末で廃止される阪堺軌道上町線、住吉公園駅。



「日本一早い終電」で有名だった。



これも撤去されてしまうんだろうか?



岸和田煉瓦の刻印。「キ」のように見えるのは岸和田の「キ」でなく、トレードマークのセントアンドリュークロスが二重押しされたもの。



南海電鉄、玉出変電所に寄り道した後、



南海汐見橋線をたどり、芦原橋でJR環状線に乗り換えて大正へ。

今日から店を開けているナニワ銀輪堂さんへ新年のご挨拶に伺った。
予想通り(笑)客はおらず、挨拶もそこそこに新春自転車談義。



「今年も儲からん客やけどよろしくネ」

さてさて木津川を遡ってやって来たのは、お馴染みの日本聖公会川口教会。



1920年築の礼拝堂は阪神淡路大震災で半壊するも、信者たちの寄付等で復興した。







川口から土佐堀通を東進し、日本基督教団大阪教会へとレンガ建築の教会をハシゴする。



ヴォーリズ後期の教会建築で1922年築。
レンガ教教祖を自称する<す>ではあるが、恥ずかしながら初訪問。



おっ、フランス積や~ん♪



通風口のようなところに大阪窯業の刻印発見。



軒下の小さくて可愛らしい連続アーチが素晴らしくて、手間のかかった仕事であることが伺える。



庭にいたオジサンに「見学したいのですが」と声を掛けると、「ちょっと待ってて」と待つことしばし。
なんとまぁ、礼拝を終えたばかりの牧師さんが案内していただけるというのだ!
これは神のお導きか、勝負の赤パンツのおかげか?

礼拝堂奥の尖塔から案内していただく。



「阪神淡路大震災で半壊して、その痕跡を見ることができます」



「ほら、あそこ。レンガがずれているのがわかりますか?」



「尖塔の内部四隅に穴を開け、鉄骨を通して補強しています」

続いて礼拝堂内部へ。





「朝ドラの『あさが来た』のヒロインのモデルになった広岡浅子さんは、この教会で洗礼をうけているのですよ。当時この教会はもう少し東にあったので、この建物ではないんですけどね」
「へぇ~、びっくりぽん!」
主題歌の「365日の紙飛行機」はいいネ。

♪その距離を競うより
  どう飛んだのか どこを飛んだのか
   それが一番大切なんだ
    さあ 心のままに 365日♪

どこか「365歩のマーチ」に通じるところもあるようで…。


(教会でいただいた資料から)

「修復の時はできるだけオリジナルを残すようにしました。この窓の木枠は当時のオリジナルです」



「パイプオルガンもオリジナルで、同形式のものは日本に3台。その内、音が出るものは、このオルガンを含めて2台しかありません」



「クリスマスにツリーを飾るという習慣は、16世紀にドイツで始まりました。寒い冬に常緑のモミの木を飾ることで命を感じたのでしょうね。飾りつけは全て天然素材のワラや紙で、リンゴは本物ですよ。クリスマス礼拝には実際にロウソクに火を灯し、祈りを捧げます」



「ヴォーリズ建築がお好きなんですか?」
「いえ、赤レンガが好きで…」
「そのような方も多くいらっしゃいますね。窓枠のところに大阪窯業の刻印レンガがありますよ」



突然お邪魔したにもかかわらず、丁寧に説明していただいた牧師さんに深く感謝して教会を後にした。

一路、空堀へ。
商店街を抜けたあたりでレンガ探索。

正調イギリス積の井戸とか、



階段とか、



路地の日本煉瓦刻印とか、



塀とか…。



突如として、ここからプチ歴史探訪になる。
ここら辺りは空堀と呼ばれる地域。空堀とは水のない空っぽの堀で、地形的に不自然に低い場所が空堀の跡といわれている。



2~3mの高低差があるが、空堀をたどってみると多少の起伏があり、自然の地形を利用したものだと勝手に推測してみる。この周辺の地名は谷町で、それほどの高低差はないが起伏がある。実際、この辺から心斎橋にかけては鰻谷という通りがある(長堀通の2本南側)。

で、三光神社。



今年は参拝者が増える予感…。



神社裏の陸軍墓地で、桜四と、



三ツ矢を確認。



真田丸はこの一帯の高台に築かれ、大坂冬の陣では茶臼山に陣取る家康軍を迎え撃った。
真田山の南側には急に低くなっている地形があり、ここが真田丸の南端で砦の最前線であったことが伺える。高低差は4~5mくらいあって、手前の信号機がちょうど目線のあたり。



さてさて、一連のレンガ探索とプチ歴史探訪を終え、相変わらず元気なコリアンタウンで、



炭火焼豚カルビなんぞを買い食いして、



帰路に着く。


こんな感じで始まった今年のサイクリングです。
相変わらず雑食系のテンコ盛りですが、よろしくお願い致します。





スポンサーサイト



Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
 

~ Comment ~

No title

あけましておめでとうございます。
一番来房!有難うございました~
あの後、奇跡的に来房者に恵まれましてオーバーホールのご依頼まで頂けました♡
福を頂けた様で感謝です(ペコリ)。

No title

> ナニワ銀輪堂さん

儲からん客ですが、もしかしたら福の神かも知れませんね~(ちなみにアホ犬は『福』といいます)。
若い頃通っていたスナックでも、
「<す>さんが帰ってからお客さんがいっぱいで~」
って。

これも赤パンツのおかげかな~(笑)

No title

お正月早々に走りのネタが濃い~!
しかも大盛ですがな。

思わずゲップが(失礼)出ましたがな。

今年も高カロリーなサイクリングネタを期待しております。

No title

いい情報ありがとうございます。
サイクリング大好きです。

No title

> にもさん

今年は赤レンガに加え、赤パンツで勝負です~(笑)

No title

> サイクリングさん

コメントありがとうございます。

大阪にお立ち寄りの際は、是非(^^)//

No title

こんばんは

こうして自転車や
或いは徒歩でいろいろ巡ってみると…

車や電車での移動では決して気づけない素敵な発見に出会えますよね

今回はパイプオルガンが一番印象に残りました

サラはかつて蝉丸が百人一首で詠んだ「逢坂の関」跡を訪ねた事があります

後にも先にも大阪を訪れたのはこの一回きりですが

かなり小さい時だったのであまり記憶にも残ってないですが…

またのリポート楽しみにしていますね~

No title

> 讃良さん

コメントありがとう。

移動スピードが遅くなるにつれて、気付くものが多いですね。
こんな旅をしだしたのは、25年くらい前の東北旅行からなんです。
その時は車で周ったのですが、訪れる土地の、それも狭いエリアを歩いて周りました。
そうしたら、なんと面白いこと!!
それからレトロ建築にハマり、レンガにハマり…。

…ってな感じです。

No title

スミだんなさん
お疲れ様でした。最初は大阪城、続いて北浜レトロ下見
大阪教会ではホントニアミスでしたね!
私も中を見学したかったのですが・・・礼拝が終わるのを待っていればひょっとしたら会っていたかもですね!
残念でした。

大阪教会で広岡浅子さんが洗礼を受けたとはまさにびっくりポンでした。大阪証券取引所の伍代友厚と言い
この辺りは所縁があるのですね~!!
メモっときます(笑)!

七坂巡りの小ネタなどありましたらよろしくお願いします。

No title

> kanbiさん

ほんの数十分かのニアミスだったようですね。

ホンマに広岡浅子さん洗礼のお話にはびっくりぽんでした。ちなみに史実では、広岡浅子さんと五代友厚は会ってないようです。

内部見学は事前に問い合わせた方が良いかも知れません。日曜日なら礼拝が終わった午後が良いでしょう。

七坂めぐりの小ネタは輪音「七福神めぐり」で伝授しましょう♪

No title

おめでとうございます。
昨日は私も16時頃に住吉さんへ参っておりましたが凄い人でしたね。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

No title

> KIHARUさん

私はキリスト教信者でないにもかかわらず、教会で祈りを捧げておりました。

No title

今年も、神社に教会にお寺に、広岡浅子に真田丸に、レンガに燻製に、幅広い興味深い自転車めぐりになりそうですね。ブログ楽しみです。

堺の七道あたりに建設中のイオンモールのかたすみに、レンガの建物が残っていますが、あれはなーに?

No title

> hin*noy*m*さん

ダイセル工場跡地ですね。
ダイセルの旧社名は「大日本セルロイド」といって、富士フィルムはここの写真フィルム事業を引き継いだんですよ。
  ※コメントの編集用
  シークレットコメントにする (管理者のみ表示)

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

MENU anime_down3.gif

同じカテゴリの記事が一覧表示されます
同じタグの記事が一覧表示されます
更新月別の記事が一覧表示されます
キーワードで記事を検索