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高貴寺に集う会

高貴寺に集う会

偶数月の第三日曜日は、高貴寺に集う会です。
この時期は祭りやイベントが重なり参加者が少なく、古瓦の処分や薪運びはちょっとした重労働でしたが、この日はいつもとは違う思いを持って参加しました。


先日、叔父が亡くなりました。
ウチのオフクロのひとまわり下の弟で、甥である私を弟のようにかわいがってくれた叔父です。
病院嫌いの叔父が珍しく自分から「病院に行く」と言ったそうですが、すでに末期の癌で手の施しようがない状態でした。
普通なら家族にだけに伝えられる内容ですが、「オレにも聞かせろ」と医師の診断を聞いたそうです。

一ヶ月の入院と一ヶ月の自宅療養。そして再入院。
亡くなる前日も家族とともに医師から病状を聞いたそうです。

根っからの職人気質で、何事も自分で納得しないと済まない性分でした。医師から厳しい病状であることを伝えられた時も、取り乱すことなく自分を納得させ、自分自身でスイッチを一つ一つ切っていったのでしょうか。

早朝でした。
それまで虚ろだった眼差しが急に生気を帯びたようになり、叔母を見つめたそうです。そして静かに目を閉じました。
付き添っていた家族全員が気付かないほど、静かで穏やかな最期だったそうです。

担当医に「かっこいい人でした」と言わせるほど、最後の最後まで自分の意志を貫き通し自己完結するなんて、全く叔父らしい旅立ちだったように思います。


今回の奉仕で、少しは叔父の供養になっただろうか。
高貴寺は平石峠の入り口にあり、大して山深くはありませんが、明らかに下界と違う空気の中で、そんなことを感じた一日でした。



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