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高貴寺に集う会

高貴寺に集う会

2ヶ月に1度お手伝いさせていただいている「高貴寺に集う会」です。
前回の6月はサボってしまい8月は開催されないので、半年ぶりの参加となりました。
 
今回は「奥の院に囲炉裏を造りましょう」ということで、土壁の下地となる竹小舞と壁土の準備をする予定でした。
竹小舞というのは鉄筋コンクリートでいう鉄筋に当ります。鉄筋は組んだことはありますが竹はありません。戦時中には資材不足で竹筋コンクリートというものがあったそうですが…。
 
竹は現地調達するとして、壁土を運びます。
土壁や漆喰には藁が混ぜられていますが、これは…、
 
壁土には「熟成」が必要で、練ってすぐに塗れないらしいのですね。混ぜた藁が発酵し、ほぐれた繊維がつなぎになって崩れにくくなり、また発酵の際にリグニンという物質が接着剤となり強固な土壁となるらしいのです。
荒壁にはザックリと切った藁が混ぜられますが、仕上げの漆喰に用いられる藁は細かくて、布団に詰めても気持ち良さそうなくらいです。
熟成した壁土には独特の臭いもあるそうで、藁で発酵させるあたりはまるで納豆みたいですね。
 
そんな勉強をしながら土のう袋に壁土を詰めて、背負い籠に入れて奥の院への階段を登って行きますが…、
「な、なんや~? エエカッコして2コも入れるんやなかったぁ~」
はや、ヨレヨレです。
「奥の院を建てる時は、こんな弱音を吐かんと資材を運んだんやろなァ…」
という先人たちに敬服の念を抱きつつ、壁土運搬は断念。
「じゃ、これで」
と住職さんが取り出したのは、耐火煉瓦。
「れ~ん~が~!?」
食い付かないわけがありません!!
これも以前にお手伝いの皆さんが運び上げたもので、敬意を表し拝見すると…。
 

 
「SK」というのは耐火度を表し、「32」は1750℃まで大丈夫という表示。
 
そんなこんなで建設的に作業を変更し、奥の院の落葉清掃に取り掛かります。
 
奥の院は最初に高貴寺が建てられた場所で、堂舎を整備した慈雲尊者の墓、堂舎整備の折に帰依した後桃園天王実母・開明門院の御髪奉安塔や大和郡山藩主・柳沢保光の遺髪碑があります。
 
落葉を焼く煙が…。
 

 
柿をいただきました。
 

 
 
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~ Comment ~

No title

お疲れ様でした。
重労働なんですね。竹筋なんて初めて知りました。
さすが高貴寺、光のさしかたが神秘的やなーと思ったのですが、煙でしたか!

No title

MOMOさん

この日は参加者が5名(内女性2名)でした。もうチョット若ければ頑張れたと思うのですが~(>_<);;

この写真は偶然に煙という演出がありましたが、高貴寺に差し込む光は、いつも穏やかで柔らかいです。
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