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赤川仮橋渡り納めポタ 後編

赤川仮橋渡り納めポタ 後編

またまた2部構成となってしまいました。我慢して読んで下され。 
 
旧西尾家ではボランティアガイドさんが丁寧に案内して下さるので、その前に腹ごしらえ。
魚徳、バッテラ定食。色目もウマそうなバッテラと揚げたて天ぷら(この後さらに、エビ天がやって来る)で1080円也。
 

 
お腹が満たされたところで、西尾さん家へ。
江戸時代に建てられたという納屋に駐輪。
 

 
仙洞御料というのは、天皇職を引退した上皇に納める米を作っていた皇室の直轄地で、西尾家はその庄屋だった。
4度目の訪問となるが、そのたびに新発見があったり、また今回は、確認したいこともあった。
 

 

 
内部は贅を尽くした造りになっている。
この棟木は13mにおよび、元から先までがほぼ均一な太さである。
 

 
吹田で最初に電話が通じた。今でも電話番号は0001番。二番目は吹田村役場、三番目は大阪麦酒(現アサヒビール)。
 

 
 
台所。手前の配膳台と奥の調理台は、後述する武田五一のデザイン。
 

 
今日の新発見。調理台に施された折鶴とスズランの意匠。
 

 

 
初めて訪れた時に感動した配電盤。ベースは大理石。
 

 
露地(中庭)からの外観。
杉丸太の棟木はこの奥にある。もとは濡れ縁で、後に増築された。設計は武田五一。
 

 
四腰掛。桂離宮の卍亭の写し。客人が互いに正面から顔を見合わせないように腰掛が卍型に配置されている。
 

 
十一代当主は優れた茶匠であったとかで、主屋が建てられる二年前(1893年)に造られた茶室、積翠亭。藪内流茶道、燕庵、雲脚の写し。
 

 

 
折しも茶席が催されており、野点の予定だったが先日の台風で準備が間に合わず、室内のお点前となった。
 

 
繊細な須磨蒔絵が施された棗と「みのり」と銘のある茶杓。
 

 
「どうも不作法で」という我々に「そんなことは気にせずに、お楽しみいただければいいんですよ」とおっしゃっていただいた。
神妙な面持ちでお点前をいただいた後、再び邸内を案内していただく。
今回の確認事項。計部屋と呼ばれる玄関横の土間のレンガ。キシレン製だと勘違いしていたのは、日本煉瓦製。三ツ矢の刻印。
 

 
キシレン製は? 
主屋と江戸時代に建てられた米蔵の間の犬走りにセントアンドリュークロスを見つけた。
 

 
主屋の贅沢さもさることながら、西尾家の見ものは武田五一設計の離れ。
武田五一は東京大学で辰野金吾に師事した建築家である。大阪での建築物は少ないが大川に架かる橋梁のほとんどが武田五一の設計である。
外観は純和風建築ながら内部は…。
ビリヤード場、もとは応接室だった。
 

 
模造ではあるがマントルピースを備えたリビング。
 

 
ステンドグラスのやわらかな光。
 

 
フロアの寄木造りの意匠。
 

 
東棟と西棟をつなぐ廊下の船天井。自然木のカーブが見事。
 

 
旧西尾家に関しては、まだまだ記するところがありますが、この辺で…。
 
赤川仮橋がメインなのか旧西尾家がメインなのかわからないレポートになってしまいましたが、旧西尾家は一見の価値があります。様々な旧家を見てきましたが、正真正銘、ホンマモンのセレブな住宅です。
 
まだまだ、オマケへ続く…。
 
 
 
 
 
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~ Comment ~

No title

写真も説明もすごくよくて、自分が行って説明を聞いたときよりよくわかります。
お茶席を味わえないのは残念

No title

MOMOさん
お茶席は年4回催されているみたいです。
ホンマに不作法もので、緊張しました。
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