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走門来福

    ~人生車輪のごとく、コロコロ転がっていくのであります~
スミだんな

プロフィール

人生半分、エエ道探し。
自転車グループ「輪音=WAWON」主宰。
いつでもどこでもだれとでも、お弁当持って自転車遠足。
お試し冷やかし大歓迎です。
お越しいただく際は、何か一言コメントをいただけるとありがたいです。

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edit-notes16.png2019.12.03.
ichiran16.png ⇒ 旧福知山線Walk ▼ 旧福知山線Walk

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edit-notes16.png2019.11.25.
ichiran16.png ⇒ 水と空気の通り道 ▼ 水と空気の通り道

 

旧福知山線Walk

旧福知山線Walk

2019/12/01(SUN)

輪音Walkです。
以前はJR西日本黙認だったのが、数年前に正式にハイキングコースとなった旧福知山線を歩いてきました。

最寄り駅からたまたま乗り合わせた電車には、

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他には恋愛成就やら金運招福のバリエーションがあるらしい。

さてさて、生瀬駅から本題の探索開始。
ほとんどスルーされるガイドマップには載っていない生瀬駅近くの旧路線の遺構。

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整備されたから面白くなくなっているのでは? という懸念もあったが、

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廃線跡らしい遺構は、そのまま残っていた。

CARNEGIE社1910年製の古レールが柵に使われている。

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ちなみに福知山線は明治24年に開業した馬車鉄道を発祥として、2年後に軽便鉄道となっている。

今昔マップ(明治44年)
(スクロールすれば旧線をたどることができます)

対岸の謎の足場。

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複線化計画の折、武庫川左岸を通す案もあったらしい。

トンネルを抜けて、

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歩くオジサンたち。

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何となく「Stand by Me」~その後、って感じ。

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携帯電話通信箱。

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当時は今のような無線とかWi-Fiでなく、有線をつないでいたのだと思う。設置されたのは昭和55年。
昭和生まれの[す]にとっては昭和55年って大阪万博の10年後で、「最近やん」と感じてしまうのだが、40年近くも昔なのだネ。

もちろん、煉瓦も外さない。

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このルートで一番好きな風景は、

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トンネルからの鉄橋。

で、本日の廃鉄オジサンたち。

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黙認時代は渡ることができなかった鉄橋が渡れるようになっていた。

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どこから情報を仕入れるのか意外と海外からのお客様も多くて、日本の美しい秋を堪能されたことだと思う。

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ゴールの武田尾駅付近は以前来た時よりも整備されており、飲食店なんかもできていて、

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「今日は自転車じゃないからネ。かんぱぁ~い!」

で、帰途は「こふん電車」に乗り合わせた。

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1編成しかないレアものらしい。


お疲れさんでした。
今年の輪音はこれで終了です。
弱小家内手工業的および、正に自転車操業的イベントにご参加、お助けいただいた皆様、ありがとうございました。最近はちょいとした家庭の事情で直近の告知が続いておりますが、お時間が合えば遊びに来てくださいネ。
来年1発目はおなじみの「吉例!大阪市内七福神めぐり」です。
少し早いですが、皆様良い年をお迎えください。





















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水と空気の通り道

水と空気の通り道

何となく自主制作映画のようなタイトルになってしまいましたが、昨日、久々に高貴寺に行ってきました。

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続けざまの台風で崩れてしまった奥之院の復旧作業です。
少し前から「大地の再生」さんにお力を借りているようで、今回はそのスタッフさんたちとの作業です。
https://daichisaisei.net/
この方々のお話によると…、
「山が崩れてしまうのは水の流れが滞っているから」
とのこと。

[す]は土木工学を専攻し、オマケに卒業研究は「有限要素法による浸透流の解析」。
どんなことをやったのか、すっかり忘れておりますが…。
でもまぁ、土と水の関係は何となく覚えています。
例えば小麦粉を練る時に、水が少ないと固まりません。多いとベチャベチャになりますネ。適度な水分で小麦粉を練るとまとまってきますね。土の場合も同じで、これを最適含水比といいます。
水が多くてユルユルの土は適度に排水することで安定するんです。
急勾配盛土では間に不織布をはさみ、透水層を確保します。重力式擁壁では排水パイプを設け、裏込めに砕石を用いることで排水を促します。亀之瀬のような地滑り地帯では地中に竪坑やトンネルを掘って集水して排水します。
本当に怖いのは土(土圧)ではなく、過剰な水(水圧)なんだと学んだ記憶があったような…。

でまぁ、通常では「崩れるところはコンクリで固めちゃえ」ってことになるのですが、これではかえって自然の水の流れが遮られエライコトになってしまうらしいのですね。
水の流れが滞ると空気まで遮断されて、土が呼吸できなくなる。すると嫌気性細菌が繁殖しヘドロ化する。そこで水を抜いて呼吸できるようにすると好気性細菌が繁殖し土が生き返る。つまり「大地が再生する」ということらしいのです。
う~ん、嫌気性とか好気性とか、衛生工学で習った気がします…。

加えて、その水の流れは直線的でなく、「クネクネやデコボコが大切なのです!」らしいんですね。
水や空気の流れに緩急をつけることで、大地は自ら再生していくらしいんです。
この辺りは枝雀師匠の「緊張と緩和」につながりそうな…。

閑話休題。
結局は人間が自分の都合で、一見、便利で安全なようにしてきたことは、実は自然にとっては不都合だったようです。
リーダーさんのお話は面白く、そんなことを人類の起源から弥生時代にまで遡ってお話してくださいました。
稲作が始まった弥生時代から人類は大地を窒息させてきたそうです。

コンクリで固めるのを正しく物理的なハードウェアとすれば、「大地の再生」さんの手法は自然に優しいソフトウェアってことになりますね。

近頃ちょいとした問題で息苦しくなっている[す]ではありますが、世話役さんが教えてくれた新興住宅地の冬桜。

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精一杯、深呼吸しよう!


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12月の輪音WALKのお知らせ

12月の輪音WALKのお知らせ

カレンダーも残り少なくなってきました。
今年最後の輪音のお知らせです。
今回は自転車でなく歩きです。


♪♪♪ 12/1(日) 旧福知山線WALK ♪♪♪

☆ 集合⇒10:00 JR福知山線生瀬駅
☆ 解散⇒14:00頃 同武田尾駅
☆ ルート⇒生瀬駅~旧福知山線廃線跡~武田尾駅
☆ 弁当持参(生瀬駅前にはコンビニがありますが事前にご用意いただいた方が無難です)
☆ トンネル内は真っ暗なのでライトを持参してください。
☆ 前日PM8:50のNHKニュース天気予報で、大阪府の降雨確率が40%以上で中止します。
☆ 参加ご希望の方は必ず連絡お願いします。
☆ 予定変更(適時)、決行or中止の連絡はこちらでお知らせしますので、必ず確認してください(前日の21時頃)。

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~presented by す的なCYCLING~




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煉瓦を精査してみます。

煉瓦を精査してみます。

先日のサイクリングで興味深いお話を伺いました。
「関西で製造された煉瓦には縦スジがある。」
レンガ教教祖を自負する[す]でありますが、知らんかったですね。
成型時の型枠の底面(平)と一方の側面(長手)にL形に板状の粘土を入れてから粘土を詰めていくらしくて、その継ぎ目が「縦スジ」として残るらしいのですね。
で、[す]所蔵の煉瓦を精査してみました。

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確かに、

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縦スジ。

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フムフム、なるほど。

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っちゅうことは、この縦スジは型枠の底面ということになりますね。

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ちなみに1枚目の写真で右から津守煉瓦3点(カ、K、二重押しのバリエーション)と、日本煉瓦です。





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琵琶湖疎水歴史探訪RUN

琵琶湖疎水歴史探訪RUN

2019/11/17(SUN)

輪音RUNです。
昨年、kottaman師匠にレストアしていただいたランドナーの初輪行です。

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さてさて今回は気候が良くて各方面のイベントが重なり、総勢7名というアットホームな人数で定刻に大津駅をスタート。
…したものの、いきなりパンクの神様が後輪に降臨。

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お約束は旧東海道に建つ大津市道路元標。

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第一疎水取水口から琵琶湖疎水をたどる。

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琵琶湖疎水には建設当時3本のトンネルがあり、トンネルには明治の元勲が揮毫した扁額がかかる。
第一トンネル上流側は、初代内閣総理大臣、伊藤博文によるものだ。

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小関ピークの脇道を行くと、第一竪坑。

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過去何度か訪れているが、紅葉の時期は初めてだ。

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第二トンネル上流側。
揮毫は鹿鳴館を建設した井上薫。

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ここからちょいと寄り道する途中で、見つけたのは…。

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古めかしい洋館のようだがブロック積やし…、と思ったらなんと登録有形文化財だった。
全くノーマークだったので帰宅後、検索してみた。
https://www.kyotoliving.co.jp/article/130601/last/c/index.html
使用されているブロックは通称「鎮ブロック」と呼ばれる中島鎮が考案した鉄筋コンクリートブロックで、東心斎橋の島之内教会と同じだ。

寄り道の目的はコチラ。

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疎水建設にあたり資材調達が困難で、煉瓦工場まで作っちゃったってお話。

関西で製造されるレンガの特徴が、平の面に見られる縦スジ。

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「型枠の底部と一方の側面に板状の粘土を入れ、それから残りの部分に粘土を詰めていくので、このような縦スジができるのだそうだ。」と教祖も知らない事実を語るのは[D居]さん
もっぱら教祖は刻印らしきものが気になるが…。

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再び疎水へ戻り、第二トンネル下流側。揮毫は西郷隆盛の弟、西郷従道。
疎水トンネルの扁額は、上流側は陰刻で下流側は陽刻になっている。なんとなく関係していると思われるのは、飛鳥川の綱掛神事。上流側の栢森には女性器(女綱)、下流側の稲渕には男性器(男綱)をかたどった綱が掛けられる。子孫繁栄と五穀豊穣を祈願し、加えて魔除けの意味もあるそうだが、近代化に邁進した当時の日本でもこんな迷信めいたものが信じられていたのなら、ニッポンの良い時代だったんだと思う。

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当時の土木構造物には構造力学的だけでなく、美的センスが感じられる。現在の無機質なコンクリ構造には魅力を感じない。

第三トンネルの上流側には、

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日本最古の鉄筋コンクリート橋。

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三条通りは旧東海道。
荷車を引いた車石が擁壁に使われている。

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蹴上インクラインで、

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疎水なヒトビト。

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レールを枕木に固定する際に使用する犬釘は、現在は頭部が丸いが当時は犬の頭の形だった。だから「犬釘」。

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レールをおさえている部分が鼻、引き抜く時にバールを引っ掛ける部分が耳に見える。

ご機嫌のネジネジから、

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微妙な角度で駐輪した、

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南禅寺は観光客がごった返し。

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水路閣。

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おおッ、覆輪目地(正確には山目地という)。

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現役稼働の夷川発電所。

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平地とは思えない勢いだ。

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後は木屋町通りから京都駅。
無事、車窓のヒトとなる。


お疲れサンでした。
扁額に関する詳細は過去のブログで紹介しています。
https://sumidanna1116.blog.fc2.com/blog-entry-181.html



























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